インテルのマルセロ・ブロゾビッチ【写真:Getty Images】
インテルのMFマルセロ・ブロゾビッチは、現地時間18日に行われるセリエA第4節ユベントス戦に向けた招集メンバーから外されたことに不満をあらわにしている。
インテルは”イタリアダービー”に向けた招集メンバーを17日に発表したが、23歳のクロアチア代表MFの名前はそこに含まれてはいなかった。イタリア複数メディアの報道によれば、ブロゾビッチが練習中に見せた態度に問題があり、フランク・デ・ブール監督は規律違反によるペナルティーとして同選手をメンバーから除外したという。
だが、ブロゾビッチ本人はこれに納得していない。17日夜にインスタグラムで、自身の写真とともに「理由もないのに外された!」とのコメントを投稿している。
一方でブロゾビッチの代理人ミロスラフ・ビチャニッチ氏は、同選手が規律違反を犯したとの見方を否定した。イタリア『FCインテル1908.it』の取材に応じたビチャニッチ氏は、ブロゾビッチがユベントス戦のメンバーから外された理由については「私の答えることではない」としながらも、練習を勝手に立ち去ったのではないかとの噂には「それは絶対にない。彼は練習を終えてから普通どおりに帰宅した」と主張している。
ブロゾビッチは今年の夏に移籍が濃厚視されながらも、最終的にインテルに残留。だがMFエベル・バネガやジョアン・マリオの加入で出場機会は減少し、今季セリエAでは開幕戦に交代出場したのみだ。今回の一件でクラブとの亀裂が広がることは避けられないかもしれない。
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