ユベントスのレオナルド・ボヌッチ【写真:Getty Images】
ユベントスのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチは、夏の移籍市場でチェルシーからの誘いを受け、プレミアリーグ行きに心を動かされたことを認めている。15日付のイタリア『メディアセット』などが同選手のコメントを伝えた。
イタリア王者の不動のセンターバックとしてリーグ5連覇に貢献してきたボヌッチに対しては、この夏にマンチェスター・シティやチェルシーが獲得に動いていることが取りざたされていた。だがユーベもボヌッチ本人も残留を望んでいるという姿勢は崩さず、具体的な話に発展することはなかった。
しかし、今季からチェルシーを率いる元ユベントスのアントニオ・コンテ監督からの誘いには、ボヌッチはある程度心を動かされたようだ。残留を決断する前に、わずかな迷いはあったと認めている。
「心が揺れたかって? ノーと言ってしまうと嘘になる。今年の夏に、ほんの少し誘惑されたことを隠すつもりはない。特に、僕を欲しがってくれた監督のことを考えるとね」
それでも、ボヌッチは残留を選んだことに納得していると強調。「ユベントスで勝つことが子供の頃からの夢だった。今のチームがクラブの歴史に残ることができるようにしたい」とさらなる活躍への意気込みを口にしている。
チャンピオンズリーグ初戦ではホームでセビージャと引き分けに終わったユベントスだが、6連覇を目指すセリエAでは開幕3連勝と順調。今週末にはアウェイでインテルと対戦する。
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