バルセロナのネイマール【写真:Getty Images】
バルセロナのブラジル代表FWネイマールは、代理人が明かしたとおり、この夏にパリ・サンジェルマン(PSG)からのオファーを受けていたと認めている。15日付のスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えた。
ネイマールの代理人ワグネル・リベイロ氏は、PSGがネイマール獲得に向けて巨額のオファーを提示していたことを明かしていた。ナセル・アル・ケライフィ会長自らが2度ネイマールと会談し、選手本人も移籍に乗り気な様子を見せていたという。
結局はバルセロナに残り、契約を延長することを選んだネイマールだが、PSGを含む複数クラブと接触があったことは認めた。15日に行われた会見で、質問に答えて次のように述べている。
「ひとつだけではなく、複数のクラブととたくさん話をした。バルセロナに残ったのは、ここが自分の家だと感じているからだ。ここですごく満足しているし、チームメートと一緒にいてすごく幸せだ。だから残ったんだ」
代理人によれば、PSGは4000万ユーロ(約46億円)という巨額の年俸をネイマールに提示していたという。だが具体的な金額については、「認めることはできない。数字について話したいとは思わないからね」とネイマールは明確な返答を避けている。
2013年夏にサントスからバルサに加入したネイマールは、この夏にはPSGのほかマンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリーなどへの移籍も噂されていたが、残留を決断。7月1日には、2018年までとなっていた契約を2021年まで延長したことが発表された。
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