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セビージャのホルヘ・サンパオリ監督【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)初戦、ユベントスのホームに乗り込んだセビージャ。ドローに終わり、強敵相手に勝ち点1をもぎ取ったホルヘ・サンパオリ監督は、「両チームの差が縮まった」と語っている。14日、スペイン紙『アス』が報じている。
いきなりグループ最大の強敵、ユベントスのホームでの試合となったセビージャ。押されながらもGKセルヒオ・リコの好セーブなど守備陣の奮闘もあり、期待された清武弘嗣の出場こそなかったものの、アウェイで貴重な勝ち点1を奪い取った。
指揮官サンパオリ監督はこの結果に「満足している。ユベントスに鎖をかける時間を作れた。立ち上がりの15分は良くなかったが、その後うまく立て直せた。チームはよくやってくれたと思う」と述べる。
そして「最後の局面のように、時として相手のパフォーマンスが、こちらを上回ることもある。だが、そのほかの時間帯ではボールをキープできた。試合当初にあった両チームの差は縮まった」と、チームの成長を実感しているようだ。
さらに「我々は高い位置からのプレッシャーをかけようとした。プレーの深みが足りなかったが、相手はイタリア王者だったのだ。今後もこの戦いは続けていく」と述べている。ヨーロッパリーグ3連覇王者の称号とともに乗り込んだ今大会。昨シーズンのグループステージ敗退のリベンジへの道は上々の形でスタートしたようだ。
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