ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督【写真:Getty Images】
ユベントス指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、今季のチャンピオンズリーグ(CL)がドロー発進になったことに失望すべきではないと冷静さを訴えた。14日に伊メディア『プレミアム・スポルト』が報じている。
CL・グループステージ第1節が現地時間の14日に行なわれ、ユベントスはホームで日本代表MF清武弘嗣が所属するセビージャと対戦。しかし、試合はスコアレスドローに終わった。
悲願のCL制覇を目指すユベントスは今夏に大型補強を敢行。昨季に比べて難易度の低いグループに組み分けられたこともありグループの首位突破は確実だとみられているが、初戦が期待外れな結果に終わったことで少し失望感が生じている。
これに対しアッレグリ監督は、「今季はチームの周りで熱狂的すぎる雰囲気を生じさせてしまったね。クラブは今夏に素晴らしい補強を行ったよ」と告げるも、「とは言え、マンチェスター・シティやその他のクラブも同じような補強を行ったんだ。だから冷静になる必要がある。さもなければ幸福感から失望感へ変わってしまうよ」と環境全体に冷静になるよう訴えかけた。
そして、「初戦なんだ。勝ちたかったけれどガッカリすべきではない」と失望感を払拭すると、「まだ改善するための時間はある。現実をしっかりと見て、もう少し慎ましく、陶酔感に浸りすぎることなくメンタル面も鍛えながら立ち向かって行こう」と今後への意気込みを見せている。
悲願のCL制覇を目指すユベントス。期待外れで終わった初戦は今後に向けた良い薬となるだろうか。
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