U-16日本代表の森山佳郎監督【写真:元川悦子】
U-16日本代表の森山佳郎監督が、今月16日からインドで開催されるAFC・U-16選手権の初戦となるベトナム戦の前日会見に出席し、試合への意気込みを語った。
FC東京U-18の久保建英や平川怜、横浜FMユースの棚橋尭士、セレッソ大阪U-18の瀬古歩夢らを擁する日本は、ベトナム、キルギス、オーストラリアと同じグループBに組み分けられている。
森山監督は「厳しいグループに入ったと思ってます」と述べるも、準々決勝進出チームに与えるU-17ワールドカップの出場権獲得に意欲を燃やした。
「グループが非常に厳しい戦いになるので、まず一戦一戦大事に戦って、最終的にこのグループ上位1位、2位にかかわらず、しっかり突破を決めてワールドカップへの代表決定戦に勝つ。それが全てだと思うので、そこは目標にしています。本当に簡単じゃない戦いだと思うし、これは必死になってやっていかないと」
対戦相手のベトナムについては、「近年本当に力つけてきて、もともとスピードやアジテリィに長けて、かなりテクニカルな選手が多い。そういう選手が沢山いるということで、非常にケアしないといけないなと感じてます。優勝が可能だと思っている全てのチームにチャンスがあると思います」と警戒を強めている。
AFC・U-16選手権は16チームが4グループに分かれてグループステージを行い、上位2チームが決勝トーナメントに進出。準々決勝に進出した4チームが、来年インドで開催さけるU-17ワールドカップの出場権を獲得する。
日本は昨年チリで開催されたU-17ワールドカップを5大会ぶりに逃しており、2大会ぶりの本戦出場に期待がかかっている。
(取材:元川悦子・構成:編集部)
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