バルセロナのネイマール【写真:Getty Images】
バルセロナのブラジル代表FWネイマールが、ミュージシャンとしての新たなキャリアの第一歩を踏み出した。自身のフェイスブック上で、”デビュー曲”を歌う様子の動画を公開している。
ネイマールは数日前にツイッターで、「水曜日に音楽のキャリアをスタートさせる」と宣言していた。その言葉どおり14日に投稿された1分あまりの動画の中で、同選手は友人の前でピアノを弾きながらオリジナル曲を歌っている。
ネイマールは「ファーストアルバムを録音したい」と話し、曲のタイトルが「Yo necesito(僕に必要なもの)」だと言ったあと演奏と歌唱をスタート。だが、その何とも言えない出来に対してスペインなどのメディアは困惑した反応を見せている。
14日付のスペイン紙『スポルト』は、「冗談なのか真剣なのか分からないが、歌手として成功したいなら大幅な改善が必要」とコメント。『アス』も同様の伝え方で、「ネイマールは歌うよりプレーが得意」「まだまだ練習が必要」とも述べている。英紙『デイリー・スター』は、「ネイマールがキャリアを変えたいのなら、ミュージシャン以外なら何でも他のものを選んだ方が賢明だろう」と評した。
ブラジル代表では悲願の五輪金メダル獲得に貢献し、バルセロナが7-0の大勝を収めた13日のセルティック戦でも1ゴール4アシストを記録するなど、ピッチ上ではファンを魅了し続けているネイマール。だが、音楽界で活躍できるのはまだまだ先のことになりそうだ。
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