クラブ・ブルージュ戦はベンチ外だった岡崎慎司【写真:Getty Images】
レスター・シティは現地時間14日、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージの初戦でベルギーのクラブ・ブルージュと対戦し、アウェイで3-0の勝利を収めた。
クラブ史上初のCLの舞台だったが、日本代表FW岡崎慎司はベンチ外となってしまった。岡崎自身にとっても出場すれば初のCLの舞台だったが、試合後にクラウディオ・ラニエリ監督が岡崎をベンチから外した理由を明らかにした。英紙『デイリー・メール』が伝えている。
クラブ・ブルージュ戦では新加入のイスラム・スリマニとエースのジェイミー・ヴァーディーが先発し、控えのFWにはアフメド・ムサ、デマレイ・グレイ、レオナルド・ウジョアが入り、3人とも途中投入されている。
また、この試合では右サイドバックにロングスローが得意なルイス・エルナンデスが先発出場している。
ラニエリ監督は「我々にターゲットマンがいることは重要なことだ。彼(L・エルナンデス)はエリア内に危険なボールを投げることができる」と、L・エルナンデスのロングスローが攻撃のオプションのひとつであったと語り、それが影響して岡崎が外れたと明かしている。
「岡崎がいなくてとても悲しいよ。私はセットプレーで身長の高い選手が必要だったからウジョアとムサを選んだ。だから岡崎をスタンドに残したんだ。5人の選択肢があるのは重要なことだ」
なお、先制点はL・エルナンデスが放ったロングスローからマーク・オルブライトンが押し込むというラニエリ監督の狙い通りの形から生まれている。
【了】