セビージャの清武弘嗣【写真:Getty Images】
セビージャは現地時間14日、チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ初戦でイタリア王者のユベントスとアウェイで対戦し、0-0のスコアレスドローで終えた。
日本代表MF清武弘嗣は、スタメンと予想する現地報道もあったがベンチスタート。これまで清武はCLでの出場歴はなく、ピッチに立てば自身初のCLだったが、結局90分経っても出番が回ってくることはなかった。
試合後、清武は自身のブログを更新。念願のCLデビューはお預けとなってしまったが、欧州最高峰の大会を体験できたことは前進であると綴った。
「今回の試合、出場はできなかったけど、アウェーでの引き分けは大きな勝ち点1だと思います。そしてチームがタフに戦った結果だと思います。初戦ということで少し堅い試合になりましたが、、、 僕自身、試合に出場できなかった事は悔しいですが、CLの雰囲気、アンセム、いろいろな事が初体験で少し前に進めたかなと思います。そしてベンチでずっと次は試合に出たいと強く思っていた初CLの試合でした」(原文ママ)
セビージャは次節のリーグ戦でエイバルとアウェイで対戦する。エイバルにはかつてセレッソ大阪で共にプレーしていた乾貴士が所属しており、リーガエスパニョーラ史上初の日本人対決に期待が懸かる。
清武はブログの最後に「乾くんがいるエイバルと試合なので、出場できるようにまた明日から準備したいと思います。応援ありがとうございました!!」と、元同僚との対決に意欲を燃やした。
両選手はドイツ・ブンデスリーガ時代に3度同じピッチに立っており、清武はニュルンベルクとハノーファー、乾はフランクフルトの選手としてプレーしていた。
その際は乾のゴールでフランクフルトが1勝を挙げ、2試合は引き分けに終わっており、ここまでは1学年上の乾に軍配が上がっている。
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