ボルシアMGのサポーター【写真:Getty Images】
ボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)は、チャンピオンズリーグ(CL)のマンチェスター・シティ戦が順延されたことで仕事を休まなければならなくなるファンのために”欠勤証明書”を発行した。14日付のドイツメディア『シュポルト1』などが伝えている。
CLグループステージ初戦のシティ対ボルシアMG戦は、当初現地時間13日に開催されることが予定されていたが、マンチェスターを襲った豪雨のため順延。試合は1日遅れの現地時間14日に開催された。
チームを応援するためイングランドまで駆けつけたボルシアMGのサポーターは、観戦を諦めて帰国するか、滞在を1日延長するかの選択を強いられた。帰国を遅らせることで、仕事の欠勤を1日延ばさなければならないサポーターもいたことだろう。
そんなファンのために、クラブは迅速に対応。マックス・エーベルSD(スポーツディレクター)の署名入りの欠勤届を発行してサポーターに配布したという。書面には「貴社の従業員は、マンチェスターでボルシアMGを応援するという重要な義務を果たさなければならない」と記され、欠勤の受理と理解を求めている。
試合はFWセルヒオ・アグエロのハットトリックなどにより、シティが4-0で快勝を収める結果に終わった。ボルシアMGサポーターは1日待たされたあげく失意の帰国を強いられることになったが、少なくとも上司に怒られる心配はしなくて良さそうだ。
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