9.トマシュ・ロシツキ(スパルタ・プラハ)
スパルタ・プラハに復帰したトマシュ・ロシツキ【写真:Getty Images】
[所属歴]
スパルタ・プラハ(1999年7月~2001年1月)
ドルトムント(2001年1月~2006年7月)
アーセナル(2006年7月~2016年7月)
スパルタ・プラハ(2016年7月~)
“リトル・モーツァルト”と称されるトマシュ・ロシツキはワールドカップと3度のEURO出場を誇り、長年に渡ってチェコ代表の中盤を支えてきた。スパルタ・プラハでプロデビューするとその才能をトップクラブが見逃すはずもなく、2年後にはドルトムントへと移籍。2001/02にシーズンにはリーグ優勝も経験した。
2006年にアーセン・ヴェンゲル率いるアーセナルに移籍し、パスサッカーを体現する選手の一人として10年間に渡ってチームを支えた。たびたび怪我に悩ませられたものの、ヴェンゲル監督も「ロッカールームのリーダーだった」とその姿勢を評価し、多くの選手からも慕われていた。
今季、アーセナルとの契約満了に伴いスパルタ・プラハへと復帰。ヨーロッパリーグのグループステージではインテルと同居している。