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ロジャース、バルサ戦大敗に落胆「PKセーブがターニングポイントだった」

text by 編集部 photo by Getty Images

ブレンダン・ロジャース
セルティックのブレンダン・ロジャース監督【写真:Getty Images】

 セルティックのブレンダン・ロジャース監督は、同点ゴールになっていたはずのPKを止められたことがバルセロナ戦の大敗に繋がるターニングポイントだったと振り返った。13日付の英紙『ミラー』が同監督の試合後のコメントを伝えている。

 現地時間13日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ初戦で、セルティックは敵地カンプ・ノウでバルセロナと対戦し、0-7の大敗を喫した。FWリオネル・メッシにハットトリックを許すなど、圧倒的な力の差を見せつけられてしまった形だ。

 セルティックにもチャンスがなかったわけではない。開始直後にメッシに先制点を許し、0-1で迎えた前半半ばにPKを獲得。だがFWムサ・デンベレのシュートがGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンに防がれると、その直後にメッシに2点目を奪われ、後半にはさらに5点を重ねられる結果となった。

 PKを決めてさえいれば、試合の流れは大きく変わっていたかもしれない。ロジャース監督はそう感じているようだ。「GKを褒めるしかない。あの場面が我々の方に転ぶ必要があった。ボールがネットに収まれば、大きなエネルギーを得ることができる。あれがターニングポイントだったと思う」とコメントしている。

 それでも指揮官は相手の力と、自らのチームの選手たちの奮闘をたたえた。「世界のサッカー界で、プレーするのにここよりも難しい場所はない。今夜は明らかにトップクラスのチームが勝利を収めたが、私のチームにこれ以上の要求はできなかった」と実力差を認めている。

 セルティックは次節、ホームにマンチェスター・シティを迎える。またしても大会屈指の強豪との対戦となるが、ロジャース監督はチームを大敗から立て直すことができるだろうか。

【了】

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