ルイス・フィーゴ氏【写真:Getty Images】
レアル・マドリー銀河系軍団の一員だったルイス・フィーゴ氏は、当時のチームメイトにして、現マドリーのジネディーヌ・ジダン監督に惜しみない称賛の言葉を送っている。13日、スペイン紙『アス』が報じている。
現在はどこのチームとも関係はなく、UEFA、FIFAの大使として様々な国でサッカー普及活動などを行っているというフィーゴ氏。同紙のインタビューの中で銀河系時代の話などを語っている。
2000年夏にマドリー入りしたフィーゴ氏、翌2001年夏にジダン監督が入団。その後も続々とスターが入団してきたが「銀河系軍団に嫉妬は存在しなかった。もし存在していれば、ピッチ上で機能しなかっただろうし、何より今こうして彼らといい関係を持っていられないさ。それぞれが自分のポジションと役割を完璧に理解していたということだ」と打ち明けている。
そして同じ1972年生まれのジダン監督について「驚くべきことをしているよ。シーズン途中でチームを率い、チャンピオンリーグに勝ち、リーガでも奮闘するなんて簡単なことじゃない。彼は誰よりもすごいことをしているのだ」と称賛する。
また、ポルトガル代表、スポルティングCP、マドリーの後輩となるクリスティアーノ・ロナウドとの関係については「私は良いと思っている。ここではそんなに会うことは無いが、皆それぞれに生活のリズムを持っているからね。彼には変わらず愛情を持っている」と述べ、「毎年、新たな数字をたたき出す。マドリーに来てからの活躍は印象的だ。サッカー界に彼の歴史を刻んでいる」と語っている。
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