上海上港のFWフッキ【写真:Getty Images】
過去に川崎フロンターレやコンサドーレ札幌、東京ヴェルディなど合わせて3年間JリーグでプレーしたFWフッキを今夏にアジア史上最高額で獲得した上海上港が、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)から敗退した。13日にアメリカの『サンルイスオビスポ.com』が報じている。
現地時間13日にACL準々決勝2ndレグが行われ、中国スーパーリーグの上海上港はアウェイで韓国Kリーグの全北現代モータースと対戦。1stレグは0-0で引き分けていたが、この試合で5-0で勝利した全北が2試合合計で5-0としてスヴェン・ゴラン・エリクソン監督率いる上海上港のACL敗退が決まっている。
今夏にロシアの強豪ゼニトからアジア史上最高額となる推定5500万ユーロ(約63億円)の移籍金で上海上港へ移籍したフッキは、この試合に先発出場。アディショナルタイムで交代するまで90分間以上プレーしたが、結局不発に終わっている。
試合は、52分に全北現代の10番MFレオナルドが先制点を挙げて試合を動かすと、58分に上海上港のDF石柯がオウンゴールを献上。74分には上海上港のFW呂文君が退場処分を受けて数的不利の状況にすると、レオナルドが83分にPKを決める。さらに後半から入ったFW李同国が84分、88分に立て続けに追加点を挙げ、5-0で勝利を飾った全北現代がACL準決勝進出を決めた。
全北現代は、中国スーパーリーグの山東魯能と韓国KリーグのFCソウルの勝者と準決勝で対戦することになる。
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