ホッフェンハイム【写真:Getty Images】
ホッフェンハイムのサポーターがひどい目に遭ったようだ。12日にイタリアの『イタスポルトプレス』が報じている。
日曜日の朝、約400名のホッフェンハイムのサポーターは、チームを応援しに行くためにマンハイムからフェリーに乗ってマインツへ向かおうとしていた。すると、出発してから間もなくして通過しようとしていた橋の上から大量の糞尿を浴びせられたという。
この非常に不快な体験をしたサポーターの代表者ハイコ・ヴァルケンホルスト氏は、当時の危険な状況についてこう語っている。
「満杯に糞尿が詰まったバケツがある1人の青年の半メートル前に落ちたよ。少なくともこれは単なるアクシデントか誤ってそこに落ちたかのどちらかだと願いたい。さもなければその他の人たちも命の危険に晒されてたことになるからね」
また、「橋から2人が逃げて行くのを見たけれどそれ以上のことは見れなかった」と犯人らしき人物を見たことを証言すると、「フェリーの乗組員たちが全員の汚れを取り除いてくれ、それからすぐに警察に通報して捜査が始まった」と当時の状況を説明した。
この知らせを聞いたホッフェンハイムのペーター・ホフマン会長は、「非人道的なことが起きた。一歩誤っていれば悲劇が起きていた」と発言すると、「もしこれをした者が何かを楽しもうと考えていたのであれば完全に狂っている。事件が明らかになることを願っている」と憤慨している。
幸いにも負傷者は誰1人出なかったこの事件。ホッフェンハイムのサポーターにとって、敵地でチームが3点のビハインドを追いついたことだけが何よりの救いとなったかもしれない。
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