パリ・サンジェルマンのヘセ・ロドリゲス【写真:Getty Images】
今夏、レアル・マドリーから、パリ・サンジェルマン(PSG)に移籍したFWヘセ・ロドリゲスは、思うように出場機会が伸びないという状況に満足していないようだ。12日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
更なる出場機会を求め、PSGに加入したヘセ。開幕前に虫垂炎にかかるという不運があったが、リーグ戦4試合を消化した現時点で、出場2試合でノーゴール。出場時間合計も90分に満たないという現状だ。
こうした状況にヘセは、「自分には常に連続してのプレー機会がない。プレーできれば、爆発できる自信はある」と思いのうちを明かす。
そして23歳のFWは「ウナイ・エメリ監督は、連続したプレー機会を与えてくれない。ピッチで証明しなければならない。それができなければベンチに座ることになる。いいプレーヤーもポジションを勝ち獲らなければならないことは分かっている」と決意を語る。
また、マドリー退団について「10年過ごしたチームだから、決断は簡単ではなかった。マドリーを去るのは失敗ではなく、サッカー選手としての自分を示すチャンスだと思っている」と語っている。強い思いで慣れ親しんだクラブを去ったヘセ。同胞のエメリ監督にその思いは届くのか。答えはピッチで出すしかない。
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