韓国代表のウリ・シュティーリケ監督【写真:Getty Images】
韓国代表は、早くも監督交代を考えているのかもしれない。中東メディア『kolakhbark』が、韓国サッカー協会がスイス人のクリスティアン・グロス氏と接触していると報じている。
ドイツ人のウリ・シュティーリケ監督率いる韓国代表は、ロシアワールドカップアジア最終予選で中国代表との初戦は3-2で競り勝つも、中立地で行われた続くシリア戦はスコアレスドローで終え、本大会出場権獲得圏外の3位に位置している。
国内では、シュティーリケ監督が所属クラブで結果が残せていない選手を代表戦で抜擢するなど選手起用への批判も相次いでいる。
グロス氏は2014年7月にサウジアラビアのアル・アハリの監督に就任し、就任2年でリーグ2連覇を達成する功績を残している。また、過去にはグラスホッパー、トッテナム、バーゼル、シュツットガルト、ヤングボーイズなどでも監督を務めており、現在はフリーとなっている。
韓国代表は次戦でカタールとホームで対戦するが、同メディアによれば、この試合前にもグロス氏に2年契約を提示し、交渉する構えだという。
アジア最終予選では、グループの3位チーム同士がアジアプレーオフを行い、勝利チームが北中米カリブ海予選4位との大陸間プレーオフへと回る。
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