バイエル・レバークーゼンのFWヨエル・ポーヤンパロ【写真:Getty Images】
ブンデスリーガに超スピードでゴールを決める新人FWが出現したようだ。11日付の伊紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。
今季に加入したユベントスで40分毎に1ゴールを決める素晴らしいスタートを切ったアルゼンチン代表ゴンサロ・イグアイン。しかし、同選手の記録を遥かに超える選手が出現した。この選手が、バイエル・レバークーゼンに所属する21歳のU-21フィンランド代表FWヨエル・ポーヤンパロである。
今季にレバークーゼンへ加入したポーヤンパロは、これまでブンデスリーガの経験はない。同クラブに2013年に獲得されたが、ドイツ2部のアーレンやフォルトゥナ・デュッセルドルフに修行に出されていた。このため前線の序列で明らかに下だが、同選手は限られた僅かな時間で驚く結果を出している。
ポーヤンパロは、第1節のボルシア・メンヒェングラートバッハ戦の78分にブンデスリーガでデビューを果たした。すると、それから1分も経たないうちにヘディングで同点弾を決める。そして第2節のハンブルガーSV戦で72分に出場した同選手は、79分に同点弾を決めるとアディショナルタイムにもさらに2得点を決めてハットトリックを達成。逆転勝利の立役者となった。
15分間にハットトリックを決めたポーヤンパロは、計算上この2試合で10分毎に1ゴールを決めていることになる。これにより、同選手は今季のイグアインの記録を遥かに上回る数字をたたき出した。
突然ブンデスリーガに出現した若きゴールマシーン。果たしてこれからどのようなサプライズを見せてくれるだろうか。今後注目を集めそうだ。
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