レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督【写真:Getty Images】
レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督は、リバプール戦での敗戦を受け入れつつ、チャンピオンズリーグ(CL)初挑戦に向けて気持ちを切り替えることが重要だと強調している。クラブ公式ウェブサイトが指揮官のコメントを伝えた。
プレミアリーグ連覇を目指す昨季王者レスターは、前節まで1勝1分け1敗と低調なスタートを切っていたが、現地時間10日に行われた第4節リバプール戦では早くも今季2敗目を喫してしまった。前半を1-2のビハインドで折り返すと、後半にはさらに2点を奪われて突き放され、1-4で敗れる結果に終わった。
「今夜はリバプールの方が我々より良いチームだった」とラニエリ監督は、相手の優位を認めている。「リバプールのこういうパフォーマンスは予想できていた。彼らにとって今季初のホームゲームであり、決意を固めていた。彼らは勝利にふさわしかったよ」と対戦相手をたたえた。
初参戦となるCLの開幕を控えているレスターに、敗戦を悔やんでいる時間はない。「意識をクリアにしなければならない。サッカーにおいては、力強く、決意を持ち、アグレッシブに反応できる力を持たなければならないと理解するべきだ」とラニエリ監督は、次の試合へ向かう意気込みを口にしている。
レスターは14日に行われるCL初戦で、ベルギーのクラブ・ブリュージュと対戦。ポルトガルのポルト、デンマークのFCコペンハーゲンも同居したグループで、決勝トーナメントに出場できる2位以内を目指す。
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