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ナポリ主将が”マラドーナ超え”を達成「想像もしていなかった」

text by 編集部 photo by Getty Images

マレク・ハムシク
ナポリのマレク・ハムシク【写真:Getty Images】

 ナポリのスロバキア代表MFマレク・ハムシクが、”マラドーナ超え”を達成した。10日に行われたセリエA第3節パレルモ戦で1ゴールを記録したことにより、セリエAでの通算ゴール数でディエゴ・マラドーナ氏を上回っている。

 ハムシクはパレルモ戦で後半開始直後に先制ゴールを記録。その後FWカジェホンが2ゴールを加え、ナポリは3-0の快勝を飾っている。

 キャプテンを務めるハムシクにとっては、チームを勝利へ導いただけでなく、特別な意味を持つ1点となった。ナポリでのリーグ戦通算得点数を82点に伸ばし、同クラブの象徴的な存在であるサッカー界のレジェンド、ディエゴ・マラドーナ氏のゴール数を上回ったのだ。

 マラドーナ氏が188試合の出場で81ゴールを記録していたのに対し、ハムシクは322試合をかけてその記録を上回ることになった。10日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、同選手が試合後に述べた喜びのコメントを伝えている。

「チームを助けることができて嬉しいよ。マラドーナ? 個人的には記録を抜くことができて大満足だ。もっと決められるように目指していきたい。ディエゴのゴール数を上回るなんて想像もしていなかったよ。僕はMFだしね」

 なお、ナポリのセリエAでの通算ゴール数の最多記録は、1930年台に活躍した故アントニオ・ヴォヤク氏による102ゴール。20ゴール差のハムシクは、マラドーナ氏を抜いて単独2位に浮上した。今季ユベントスへ移籍したFWゴンサロ・イグアインは、3年間だけの在籍だったが71ゴールで歴代8位につけている。

【了】

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