ミランのDFアレッシオ・ロマニョーリ【写真:Getty Images】
日本代表MF本田圭佑が所属するミランのU-21イタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリは、チームに残留できたことを喜んでいるようだ。9日にイタリアの『カルチョメルカート.com』が報じている。
今夏に守備の補強を目指していたチェルシーは、将来のイタリア代表の守備の一角を担うとされているロマニョーリを獲得するためにミランへ3500万ユーロ(約40億円)にボーナスを加えた金額を提示。しかしクラブは、公式声明を出して同選手へのオファーを断った。
これによりロマニョーリはチームへ残留することになったが、同選手はこのクラブの判断に喜んでいるようだ。同選手は、「チェルシーからオファーを受け取ったことは嬉しかったよ」と答えると、「でも、そのオファーを断ったミランの返答の方がもっと嬉しかった」と返答。そして、「クラブは僕をさらに成長させ改善させようとしたんだ」とクラブへ感謝の気持ちを述べている。
今夏に資金難に悩まされ、選手の売却を余儀なくされていたミラン。ロマニョーリは、このような状況でも売却を断ったクラブの決断に恩返ししようと今季に向けて意気込んでいるようだ。
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