アーセン・ヴェンゲル監督と浅野拓磨【写真:Getty Images】
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が、日本代表FW浅野拓磨に対する信頼をクラブの公式サイトで語った。
浅野はこの夏、J1のサンフレッチェ広島からアーセナルに完全移籍。しかし労働許可が下りなかったため、今季はドイツ2部のシュツットガルトに期限付き移籍することとなった。
そのため浅野は来季以降の戦力になることが予想されるが、ヴェンゲル監督は浅野への信用を語るとともに、その能力を高く評価した。
「私が彼と会ったのは、走力、ペース、体の強さにおいてクオリティがあり、非常にアグレッシブだったからだ。どんな時にもDFの背後に走り続けられる選手はそう多くはない。これが彼の強みだ」
また、浅野の獲得を決めた裏側に日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督の存在もあったことをほのめかしている。
「私は彼を強く信じていることは言っておかなければならない。なぜなら、私は偶然にも日本代表のハリルホジッチ監督と会って、彼のことを強く信用していたからだ」
9月の日本代表メンバー発表会見の際、当時はまだ期限付き移籍先が未定だった浅野が日本に帰国していたことについて、ハリルホジッチ監督が「直接電話して、なぜ日本で15日も20日も休まなければならないのかと言った」とヴェンゲル監督に直訴していたことを明かしており、両者に接点があることは知られている。
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