レアル・マドリーのアルバロ・モラタ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのFWアルバロ・モラタは、自らの出場機会を得るためにも、ジネディーヌ・ジダン監督がローテーション制で選手起用してくれることを望んでいる。7日、スペイン紙『アス』が報じている。
9月の代表ウイークでは、2試合に出場し、2ゴールをマークしたモラタ。そして再びレアル・マドリーに帰り、ポジション争いの日々へと舞い戻る。リーグ戦では、カリム・ベンゼマのケガもあり連続スタメンであったが、そのベンゼマの復帰が近づいているという情報もある。
モラタは、この現状に「どこのビッグクラブでも競争はある。マドリーはなおのことだ。私の夢はマドリーで栄光を掴むこと。よりプレーができると分かっていたから、マドリーを離れていた。マドリーのために戦う。そのためにこのチームに戻ってきたのだ」と力強く語る。
BBC(ベンゼマ、ガレス・ベイル、クリスティアーノ・ロナウド)という高い壁がそびえ立っているが、「3人は世界のベストプレーヤー。だが、私はプレーするためにも常に戦う」と述べ、「誰を使うか監督を悩ませるためにも、自分の全てを捧げるつもりだ。ないに越したことはないが、一年を通じると、故障や出場停止もあるからね」と続ける。
そして、「ジネディーヌ・ジダン監督がローテーション制を採用してくれればうれしい。誰かが休養し、他の誰かがプレーする。それは皆にとってもいいことだと思う」と述べた。リーグ戦、代表戦で着実に結果を残しているモラタの今後の起用法に注目が集まるところだ。
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