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マンチェスター・ダービー激闘の歴史。優勝に直結する熱き”赤”と”水色”の戦い【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

2012/2013シーズン プレミアリーグ第16節

ロビン・ファンペルシ
アディッショナルタイムにFKを決めたファン・ペルシ【写真:Getty Images】

【2012/2013シーズン プレミアリーグ第16節 マンチェスター・シティ2-3マンチェスター・ユナイテッド】

 前シーズンにシティに優勝をさらわれたユナイテッドはアーセナルからロビン・ファン・ペルシを獲得。区切りの20度目のリーグ優勝を目指していた。

 16節で迎えたエティハド・スタジアムでのマンチェスター・ダービーはユナイテッドがルーニーの16分、29分のゴールで2-0とリードし、試合を有利に進める。後半にシティが猛反撃を仕掛けると、60分にヤヤ・トゥーレ、86分にはCKのセカンドボールをパブロ・サバレタがゴールに叩き込んで同点。引き分けで試合は終わるかに思われた。

 しかし、アディッショナルタイムにファン・ペルシが直接FKをねじ込んで勝ち越し。サバレタがゴールポストにうなだれるシーンが印象的であった。

 ユナイテッドが20回目のリーグ優勝を果たしたこのシーズン終了後、27年間チームを率いたファーガソン監督は退任、以降マンチェスター・ダービーでは2シーズン連続でダブルを喫し、リーグ優勝はない。一つのサイクルの終わりを告げるダービーとなった。

【了】

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