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マンチェスター・ダービー激闘の歴史。優勝に直結する熱き”赤”と”水色”の戦い【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

2010/2011シーズン プレミアリーグ第27節

ウェイン・ルーニー
プレミアリーグベストゴールに輝いたルーニーのオーバーヘッド【写真:Getty Images】

【2010/2011シーズン プレミアリーグ第27節 マンチェスター・ユナイテッド2-1マンチェスター・シティ】

 このシーズンのユナイテッドの大目標は宿敵リバプールの優勝回数18回を上回る、19回目の国内リーグタイトルの獲得。マンチェスター・ダービーを迎える前節までで首位を走っていたユナイテッドであったが、2位アーセナルとは1、3位のシティとは5の勝ち点差。優勝のためにも勝ちが欲しいダービーだった。

 歴史に残るゴールが生まれたのは1-1で迎えた78分。右サイドからナニがクロスを上げると、ゴール前で待っていたウェイン・ルーニーがオーバーヘッド。このシュートがゴール右上に突き刺さる。GKのジョー・ハートは一歩も動けなかった。現地の実況が「ワンダフル!」とコメントするほどのゴールであった。

 この勝利でユナイテッドは優勝へと近づき、見事に19回目のリーグタイトルを獲得。ルーニーのオーバーヘッドのゴールはプレミアリーグ創設20周年を記念して行われたベストゴール投票で、数々のゴールを抑えて1位に輝いている。

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