批判は避けられないシュティーリケ監督。日本と同様、安堵の状況にあらず
メディアからの批判が続く中、前節の活躍をもってシュティーリケ監督は再度確固たる支持をチ・ドンウォンに送ったが、今回の未勝利で再び非難の矛先が向けられる可能性も高くなった。ネームバリューだけで選手を先発させるという批判からも当然避けられなくなる。
韓国最大ポータルウェブサイトのサッカーコラムニスト、ソ・ホジョン氏は「シュティーリケ監督の安易さが生んだ結果」と題したコラムで「中国戦で最後まで集中力や体力を維持できなければ、リードが危ぶまれることを学んだ。シリア戦では自分の選択が安易だったことを認めざるを得ない」と痛烈に批判した。
結局勝負強さがこの悲喜を作り出した中、両国ともタイトな10月の日程を迎える。韓国は10月6日にはホームでダークホースのカタール、11日には難敵イランへの遠征を待ち構えている。
日本は同じく6日にホームでイラクと、11日にはアウェイで最大のライバルともいえるオーストラリアとの対決が待つ。日韓とも安堵できる状況ではない。どのような戦いになるのか、注目が集まる。
(文:キム・ドンヒョン)
【了】