悲喜分けられた日韓。韓国は敵地で無念のスコアレス
日本と韓国の2018ロシアワールドカップ最終予選第2戦が終わった。第2戦では、日韓で悲喜が別れる結果となった。
まず日本はタイとの手強いアウェイでの一戦を原口元気と浅野拓磨のゴールで辛くも勝利を収め、前節UAE戦の不本意な結果を見事に覆した。酒井高徳が守備で不安定さを露呈する場面も見られたが、何とか失点をゼロに抑えるなど守備でも魅せたのは次のイラク戦に繋がる好材料といえる
一方の韓国はグループ最下位候補ともいえるシリアと対戦。シリアは内戦で情勢が不安定なため、第三国であるマレーシアで行われた試合でシュートを20本近く打ちながらも相手の守備を割れずに引き分けにとどまった。
韓国を率いるウリ・シュティーリケ監督は試合後の記者会見で「ゴールを決めれなかったのは自分たちのせい」と無得点に終わったパフォーマンスを嘆きながらも、「試合を15分も遅延させる相手は深刻である。AFCもワールドカップに“サッカーらしくないサッカー”をするチームを出すべきか、それとも“技術的なサッカーをするチーム”を出すべきか、考えなければならない」と中東特有ともいえる遅延行為に怒りを露わにした。
それでも結局この結果に導いたのは勝負強さだ。シンプルに考えて、日本は強さを発揮した。それこそもっと決めれるチャンスはあったが、自分たちが作ったチャンスをきっちりと決めた末、勝負を勝ち取った。
原口のゴールや酒井宏樹からの素晴らしいダイレクトクロスも称えられるべきだ。浅野のゴールも同様で、裏を突く能力をしっかりと活かしている。またこの試合で中盤に活力をもたらした山口蛍の活躍も素晴らしい。最後まで足を止めることなく無尽蔵なスタミナでピッチを駆け回り、少し嫌な流れになりそうな状況で持ち味を発揮した。