ビッグクラブから注目されるGKジャンルイジ・ドンナルンマ【写真:Getty Images】
今夏の移籍市場で大金を投入したばかりのマンチェスター・ユナイテッドは、まだ満足しきれていないようだ。6日付けの英紙『ザ・サン』が報じている。
イタリア代表GKの最年少記録を更新したミランに所属する17歳のジャンルイジ・ドンナルンマは、同クラブが誇るスター候補生の1人だ。同選手はすでに欧州のビッグクラブから注目されており、最近ではレアル・マドリーやチェルシーから関心を示されている。
そして、さらにドンナルンマの獲得を狙うクラブが出現。そのクラブが、今夏の移籍市場で大金を投入したユナイテッドだという。
ユナイテッドの指揮官であるジョゼ・モウリーニョ監督は、今夏に行った大型補強ではまだ満足しておらず、獲得要望リストにドンナルンマの名前を書き加えたようだ。このようなビッグクラブ同士の獲得争奪戦から何年間も守るために、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは代理人のミーノ・ライオラ氏と同選手との契約延長について現在交渉中だと報じられている。
しかし、まさにそのライオラ氏がユナイテッドの大型補強を陰で操った張本人だ。同クラブは、クラブにFWズラタン・イブラヒモビッチ、MFポール・ポグバ、MFヘンリク・ムヒタリアンを連れて来た同氏と非常に良好な関係を築いており、そこでユナイテッドはライオラ氏のコネを使ってドンナルンマも連れて来ようと画策しているという。
欧州中から注目されている17歳のドンナルンマ。ミランは将来のスーパースターを失わないようにするために要注意する必要がありそうだ。
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