レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長【写真:Getty Images】
この3年間、レアル・マドリーが選手補強に投資した額は、バルセロナに比べて40%ほど少ないということだ。6日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
プライム・タイム・スポーツが発表している「サッカーエクス・トランスファー・レビュー」によると、この3年間、バルセロナは補強に3億3100万ユーロ(約380億円)を投資しており、これは2億3900万ユーロ(約274億円)のマドリーよりも約40%以上も使っているということだ。
事実、今季も、マドリーがアルバロ・モラタの3000万ユーロ(約34億円)の支出に対し、バルセロナは、6選手を計1億2300万ユーロ(約141億円)で獲得している。上述の通り、直近3年間ではバルセロナがマドリーを上回っているが、例外は、バルセロナが補強禁止処分を受けていた昨夏で、この時のみマドリーが上回っていたということだ。
もっとも、同レビューが始まった2009年からとなると、マドリーは8億4700万ユーロ(約972億円)となり、バルセロナは6億7400万ユーロ(約774億円)となっているということだ。
欧州を代表するビッグクラブである両チーム。近年では意外にもバルセロナの方がより多額を費やしているようだ。気の遠くなる金額が並んでいたが、世界有数のリッチな両クラブだからこそ実現できる数字なのだろう。
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