【日本 2-0 タイ 2018年ロシアW杯アジア最終予選】

　日本代表は6日、ロシアW杯アジア最終予選・第2戦でタイ代表と対戦した。

　試合後、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「心理的にコントロールするのが難しい試合だった。物凄いプレッシャーがあり、そこから脱しないといけなかった」と、黒星スタートという状況で重圧があったことを明かす。

　2-0で勝利したものの、チャンスをことごとく逃したのも事実。この点について指揮官は「勝利できたことは良かったが、こんなに決定機を作ったのだからもっと得点を取れたんじゃないかなと思う。メンタル面をもっと鍛えないといけない。こんなに決定機を作れることはないと思う」と満足する様子はなかった。

　原口元気が先制点を挙げ、後半には浅野拓磨のゴールでタイを突き放した。若い力が勝利をもたらしたが、ハリルホジッチ監督は「彼らもゴールを決めたが、チームを褒めてほしい」と、イレブンへの称賛を求めた。

　最終予選初勝利となったが、今後も厳しい戦いは続く。「どんどんいい状況にしたいと思う」とハリルホジッチ監督は、チームをさらに成長させる意思を示した。

【了】