チェルシーのFWエデン・アザール【写真:Getty Images】
チェルシーに所属するベルギー代表FWエデン・アザールは、今季から同チームの指揮官に就任したアントニオ・コンテ監督に絶大なる信頼を置いているようだ。6日付の仏紙『レキップ』が報じている。
コンテ監督は、僅か3試合ですでにチェルシー全体のハートを掴んだ。プレミアリーグでの3連勝中にサポーターから愛情を示されたことの他に、アザールも期待外れに終わった昨季からまるで生まれ変わったかのように活躍している。
アザールは第1節のウェスト・ハム戦でPKを決めると、第2節のワトフォード戦では見事なアシストを決め、さらに第3節のバーンリー戦では圧巻するゴールを決めると同時に素晴らしいパフォーマンスも披露。そして、同選手はプレミアリーグ8月のベストプレイヤーに選出された。
アザールは、「僕らが酷いシーズンを過ごしたばかりだから、コンテ監督は僕らに信頼を与えてくれているよ。僕らは彼のためにベストを尽くす」と同監督に全幅の信頼を置いていることを伝えている。
そして、「僕? 僕は変わってないよ」と答えると、「コンテ監督は、彼自身が選手だったから選手たちのことをよく分かってる」と昨季にシーズンを失敗させた当時のジョゼ・モウリーニョ監督(現マンチェスター・ユナイテッド監督)を間接的に批判する発言をしている。
昨季は10位で終えるという大失敗のシーズンを過ごしてしまったチェルシー。果たして2年連続で7位のチームだったユベントスを常勝チームへ作り変えたコンテ監督の下でアザールは更なる進化を遂げることができるだろうか。
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