リオネル・メッシ(左)とハビエル・マスチェラーノ(右)【写真:Getty Images】
バルセロナのアルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノは、クラブでも代表でもチームメイトであるリオネル・メッシの代表復帰を喜んだ。アルゼンチンメディア『TyCスポーツ』が報じた。
アルゼンチン代表は、コパ・アメリカ100周年を記念して開催されたコパ・アメリカ・センテナリオでチリに2年連続で決勝で敗れた。その試合直後にメッシは代表引退を表明し、アルゼンチンだけでなく世界中に衝撃を与えた。
その後はメッシの代表復帰待望論が強く叫ばれる中、無事に代表復帰を果たし、現地時間1日に行われた2018年ロシアワールドカップ南米予選のウルグアイ戦で決勝点を決めて勝利をもたらした。
マスチェラーノは同朋のメッシについて、「メッシがいない代表なんてファンに向けて大罪を犯しているのと一緒だよ」と、再び代表でプレーできたことに喜びの言葉を述べた。
さらにメッシの代表引退騒動について、復帰することを予期して本人を説得していたことも明かしている。
「レオ(メッシの愛称)はもう決断してるように見えた。でも『もう二度と代表でプレーしない』とは決して言わなかったよ。ただ『代表は自分に向いてない』と言っただけだ。彼とは代表の未来について深く話したよ。そして、まだ変えることのできる決断だと思った」
メッシの活躍によって勝利したアルゼンチン代表は南米予選の1位に浮上。12大会連続のワールドカップ出場に向けて順調に歩み出している。
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