それぞれタイ国外で生まれたシャプイ、チュヌンシー、ドゥ(左から)【写真:Getty Images】
日本代表は本日6日、ロシアワールドカップアジア最終予選でタイ代表と対戦する。近年は成長著しいタイサッカーだが、代表チームには“異色の経歴持ち”がいるようだ。
中盤で攻撃的なポジションを務める24歳のシャリル・シャプイはスイス生まれで、スイスの強豪グラスホッパーの下部組織出身。U-15からU20までの年代はスイス代表でプレーしており、U-23世代からタイ代表を選択している。
また、27歳のミカ・チュヌンシーはウェールズ生まれのセンターバックで、U-17ウェールズ代表としてプレーしていた。タイ代表としてデビューしたのは今年6月に行われたキングスカップと、代表キャリアではやや遅咲きの選手でもある。
フランスの首都パリで生まれたトリスタン・ドゥは年代別のフランス代表経験はないものの、ロリアン(当時フランス1部)やアジャクシオ(当時同2部)でのプレー経験が豊富な右サイドバックである。
現在は23歳で、リオ五輪を兼ねたAFC・U-23選手権のグループステージでは当時のU-23日本代表とも対戦している。
【了】