“タイのメッシ”ことチャナティップ・ソングラシン【写真:Getty Images】
日本代表は本日6日、ロシアワールドカップアジア最終予選でタイ代表とアウェイで対戦する。
タイのサッカーは近年で急成長を遂げており、国内では代表選手は圧倒的な人気を誇る。試合会場となるラジャマンガラ・スタジアムは地元サポーターで埋め尽くされ、日本代表の選手は相手サポーターの大声援を受けながら戦うことが予想される。
“タイのメッシ”ことFWチャナティップ・ソングラシンは、日本が格上であることを認める一方で、ホームの大歓声が日本にプレッシャーを与える存在となるはずだと語った。タイメディア『シャムスポーツ』が伝えている。
「我々が劣っていることは認める。みんなが分かっているように、日本は強い立場にいて弱点はない。しかし、僕たちはホームでプレッシャーを受けることなく戦うことができるのは重要なことだ。ファンの前で戦うんだ。簡単に諦めることなんてできないよ。タイのファンが大きな声援を送ってくれる。ともに声を出し、相手にプレッシャーを与えようじゃないか」
日本は初戦のUAE戦をホームで落とし、6大会連続のワールドカップ出場に向けてタイ戦は引き分けも許されない状況にある。
タイ代表のキャティサック・セーナームアン監督も、試合の前日会見で「日本はプレッシャーを感じているので我々もプレッシャー与えたい」「タイの強みはプレッシャーがないということだ」と語っており、プレッシャーがかかっているのは日本の方であると強調している。
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