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南野同僚が同点ゴール! コソボ代表がW杯欧州予選で”歴史的な勝ち点1″掴む

text by 編集部 photo by Getty Images

ヴァロン・ベリシャ
ゴールを決めたヴァロン・ベリシャ【写真:Getty Images】

 現地時間5日に2018年ロシアW杯欧州予選が行われ、コソボ代表はフィンランド代表と対戦し1-1の引き分けに終わった。今年5月にFIFA加盟が承認されたことで、今回が初めての欧州予選参加となる。その歴史的な第一歩となる初戦で勝ち点1を掴み取った。

 コソボがFIFA加盟を果たしたことで、それまで別の国の代表として戦っていた数人の選手がコソボ代表としてプレーした。南野拓実と共にザルツブルクでプレーするヴァロン・ベリシャもその一人だ。

 ただ、出場可能と知らされたのはキックオフの数時間前。多重国籍の選手は一度だけA代表チームを選び直すことが可能となっているが、FIFAが定義する公式戦に出場した場合は、FIFAの承認が必要となる。その承認待ちの状態が試合直前まで続いたのである。

 試合開始して19分、フィンランドのパウルス・アラジューリに先制点を許しコソボは追いかける展開に。それでも61分、コソボの選手がペナルティエリア内で倒されたことでPKのチャンスを得ると、これをベリシャがしっかりと決めて同点に追いつく。結局、試合は1-1の引き分けに終わったが、コソボにとって貴重な勝ち点1を手にしている。

【了】

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