原口&浅野のゴールで勝利
【日本 2-0 タイ 2018年ロシアW杯アジア最終予選】
9月6日に2018年ロシアW杯アジア最終予選が行われ、日本代表はタイ代表と対戦。原口元気や浅野拓磨がゴールを決めて、日本が2-0の勝利をおさめている。
初戦のUAE戦では、本田圭佑のゴールで先制するもアハメド ハリルに2ゴールを決められ1-2の逆転負けを喫した。6大会連続のW杯出場を目指す日本にとって痛い敗戦となっている。
今回のタイ戦では先発メンバーを変更。清武弘嗣や岡崎慎司などがスタメンから外れ、浅野拓磨や山口蛍などを先発起用している。対するタイは、”タイのメッシ”の愛称を持つチャナティップ・ソンクラシンが先発出場を果たした。ホーム開催とあって大勢のタイサポーターがスタジアムに詰めかけ、完全アウェイの中で日本はタイとの試合に挑んでいる。
試合開始して16分、コーナーキックからチャンスを作った日本は最後に森重真人が押し込みにかかるも相手GKにセーブされてゴールを決めることができない。それでも18分、酒井宏樹のクロスボールに飛び込んだ原口がヘディングシュートをゴールに突き刺し日本に先制点が入った。24分にも本田に決定的なチャンスが訪れたが、これはシュートにつなげることができない。
28分には森重がボールの空気圧に関して意見をしたところ、遅延行為と判断されて主審からイエローカードを提示されてしまう。42分と前半アディショナルタイムにも日本にビッグチャンスが訪れたが、どちらも相手GKのファインセーブでゴールとはならず。結局、日本が1点リードの状態で前半を折り返す。
後半に入っても日本のペースが続く。62分にも再び本田に決定的なシーンが訪れたが、またしてもGKカウィン・タマサチャナンが立ちはだかる。直後の63分には香川真司がDF裏に抜け出しシュートを放つが、これも相手GKのセーブによって追加点ならず。
71分にはこの試合で最大のピンチが訪れたが、ティーラシル・ダンダのシュートはGK西川周作が防いだ。すると75分、スピードを活かしてDF裏に抜け出した浅野がシュートを放ち追加点を決める。
その後は日本が相手の攻撃を無失点におさえ2-0の勝利をおさめている。この結果、日本は2018年ロシアW杯アジア最終予選で最初の勝ち点3を掴んだ。
【得点者】
18分 1-0 原口(日本)
75分 2-0 浅野(日本)
【了】