補強・総合力診断
補強診断 A
グアルディオラ新監督が望むピースを確実に手中に収めた。安定した足元のテクニックを持つGKブラーボ、指揮官のバルサ時代を知るノリート、モダンな若手CBストーンズは主力としてフル稼働が望まれる。ギュンドアンは負傷が癒えれば中盤のコンダクターとして期待される。
即戦力だけでなく将来に向けた投資にも余念がない。今季獲得した20歳前後の若手たちは2~3年後にシティで主力として活躍することが望まれる。
欧州トップクラスのタレントたちを手早く確保したフロントの手腕も高く評価されるべきだろう。ペップのシティ強化プランは順調なスタートを切った。
総合力診断 A
プレミアリーグ開幕前、現地の識者たちの優勝予想は概ねシティとユナイテッドで割れた。もちろんグアルディオラ監督への期待も含まれているだろうが、今季のシティはチャンピオンのトロフィーを取り戻せるだけの力を秘めている。
各ポジションに2人ずつ実力者を揃え、チャンピオンズリーグ出場による過密日程にも耐えられるだけの陣容といえよう。タイトル獲得への鍵は、絶対的エースのセルヒオ・アグエロが怪我なく1年を過ごせるかだ。
FWの控えの層は厚くなく、アグエロが離脱した場合にケレチ・イヘアナチョやガブリエル・ジェズスの実力で複数のコンペティションを戦い抜くのは難しい。
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