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ヴァーディー、アーセナル移籍に断り…熟考の末に「頭と心が“残れ”と言った」

text by 編集部 photo by Getty Images

ヴァーディー
レスター・シティのジェイミー・ヴァーディー【写真:Getty Images】

 レスター・シティのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディーが、決定的と報じられたアーセナル移籍の決断を下さなかったことについて明かした。英紙『ザ・サン』などが伝えている。

 昨季のリーグ戦でレスターは優勝を果たし、ヴァーディーも24得点でチーム得点王の活躍を見せたことで、アーセナルが獲得に興味を示していた。当初は移籍は濃厚という見方が強かったが、最終的にヴァーディーはレスターとの契約を4年間延長している。

 ヴァーディーは、この決断は熟考した上でのものであることとともに、その決断の経緯を明かしている。

「僕はホテルで毎日何時間も何もせずにいた。ひとつのことを考えるには十分な時間があったよ。遠回しに言うつもりはない。何が起き、何が起きないのか。どこにいるべきで、どこにいないべきなのか。いつも僕が考えていると、僕の頭と心がこう言ってきたんだ。『君はここに残るべきだ』とね」

 また、レスター残留の決断を下す前後にはアーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督とも話しをしたという。

「(レスター残留の)決定を下す前にも後にも、彼とは何度か話しをしていたよ。彼はEUROのためにフランスで働いていたけど、問題ではなかった。シンプルなことさ。『やぁ』とか『調子はどうだい?』とか、そんなところだよ」

 今季は開幕2試合でゴールのなかったヴァーディー。その間はチームも1分1敗というスタートを切ったが、第3節のスウォンジー戦で今季初ゴールとなる先制点を決め、チームの初勝利に導いている。

【了】

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