ザルツブルクで南野拓実と共にプレーしているヴァロン・ベリシャ【写真:Getty Images】
今年5月に国際サッカー連盟(FIFA)からFIFA加盟が承認され、今年9月から行われる2018年ロシアW杯欧州予選に参加可能となったコソボ代表。現地時間5日のフィンランド戦で”歴史的な一歩”を踏み出すことになる。ただ、問題も残っているようだ。4日に英メディア『BBC』が報じている。
同メディアによると、バロン・ベリシャ、サミル・ウイカニ、アミル・ラフマニ、アルバン・メハ、ヘロリンド・シャラ、ミロト・ラシカの6選手がFIFAの承認待ちとなっている。試合を直前にして、メンバーが定まらない状態となっているようだ。
多重国籍の選手は一度だけA代表チームを選び直すことが可能となっている。ただ、公式戦以外でプレーした選手が別の国を選択することは可能だが、FIFAが定義する公式戦に出場した場合は、FIFAの承認が必要となる。
中でもベリシャは南野拓実も所属するザルツブルクで活躍している選手だ。昨季リーグ戦33試合に出場し5得点9アシストを記録してリーグ優勝に貢献している。ノルウェー代表でのプレー経験はあるが、コソボ代表への変更を選択した。代表メンバーにも選出されたが、出場できるかは微妙な状況となっている。
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