アルゼンチン代表のパウロ・ディバラ【写真:Getty Images】
先のウルグアイ代表との一戦で、代表初スタメンを飾ったアルゼンチン代表のFWパウロ・ディバラ。夢だったリオネル・メッシとの共演から一転、退場という憂き目を見てしまった。3日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
前半アディショナルタイムでこの試合2枚目となるイエローカードをもらい、涙ながらにピッチから去ったディバラは「今は落ち着いた。でもあの時はひどかった。特別な日だったし、望んでいた形で試合を終えられなかった」と述べ、「メッシは僕に落ち着くようにと言ってくれ、審判のジャッジが悪いとも言ってくれた」と明かす。
とはいえ、悪い思い出ばかりでもなかったようで「退場するまでは楽しめた。メッシとのプレーは心地よかった。一度も彼とプレーしたことがなかったんだ。僕の夢はメッシとワンツーを決めることで、それが実現した」と語り、「メッシをサポートしようとがんばった、彼の横でプレーするのは信じられない事だった」と偉大なる先輩との共演を満喫したようだ。
一試合の中で天国と地獄を味わったディバラ。思えば偉大なる先輩メッシも、デビュー戦で退場の憂き目を見ていた。まだ22歳のディバラ、この苦い経験を糧にできるか。
【了】