スペイン代表のフレン・ロペテギ監督【写真:Getty Images】
自らのデビュー戦を白星で飾った、スペイン代表のフレン・ロペテギ監督は「コレクティブなチームを作りたい」と述べている。4日、スペイン紙『マルカ』が報じた。
アウェイで強豪ベルギーを相手に2-0と勝利し、見事に初陣を飾ったロペテギ監督は「3年間ホームで無敗という強敵相手に、選手たちがいいプレーをしてくれた。試合後には選手たちに、彼らのパフォーマンスとこの日の勝利に対して祝福したよ」と同紙のインタビューに答える。
5日の対リヒテンシュタイン戦からワールドカップ予選がスタートする。強敵イタリアと同組となり、1位の座をかけての戦いが待っているが「まずは初戦の事だけを考えている。勝ち点3を取ることが大事だ。前の試合のことはすぐに忘れなければいけない」と述べる。
そして、10月にはアウェイのイタリアでの大一番が控えている。「全くそこは目に入っていない。まずはリヒテンシュタイン戦だ。2頭の馬に同時には乗れない。まずは1頭に乗ることだ」と目の前の試合を強調する。
代表監督の仕事を「楽しい。最大級の責任があるが、同時に最大級の誇りや希望もある」と述べ、「コレクティブなチームを作るのが目標」と語る50歳の指揮官と共にスペイン代表の新たなサイクルが始まろうとしている。
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