日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:ダン・オロウィッツ】
日本代表は4日、タイ・バンコク市内で6日のタイ代表戦に向けた練習を行った。
前日はUAE戦のスタメン組と控え組に分かれての練習だったが、この日は全員一緒にトレーニング。ミーティング、ランニング、ジョギングなどをこなした。
練習は15分間で非公開となり、その短い時間では柏木陽介は別メニュー調整ではなかった。徐々に回復しているのだろう。タイ代表戦に出場できる見込みは十分にあると言える。
この日はピッチに無数のポールが置かれ、ミニゲーム用にゴールがあらかじめ設置してあるなど、試合に向けて詳細な戦術練習を行ったものと思われる。
また、日本代表の前にタイ代表が練習を行っていたこともあり、前日よりもかなり多くのタイメディアも取材に訪れていた。彼らの1人によれば「試合チケットは完売。注目度はかなり高い」という。
日本もタイも初戦を落としたW杯最終予選。6日は両国にとって負けられない一戦となる。ピッチからも高い緊張感が伝わってきた。
(取材・文:植田路生【バンコク】)
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