バルセロナのロベール・フェルナンデス氏【写真:Getty Images】
バルセロナのスポーツディレクター(SD)のロベール・フェルナンデス氏は、レアル・マドリーの補強について「プレーしない選手を抱え、多額の出費をしている」と皮肉っている。2日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
地元のラジオ番組に出演したフェルナンデス氏は、今季のマドリーの補強が静かだったことについて「時にビッグクラブは投資できないことがある。なぜならすでに巨額の投資をし、プレーしない選手がいるからだ。控えメンバーまでも改善するのは時に難しい」と述べ、「マドリーは巨額の投資を行ったが、プレーしていない選手を抱えているのだ」とライバルについて語った。
一方で、バルセロナについて「チーム内の競争は理想的である。ルイス・エンリケ監督がチーム管理をきちんと行うであろうから、その点について心配してない」と述べ、「選手たちは徐々にシーズンの流れに入っていけるだろう」と語っている。
また、この夏移籍して行った選手について「誰もクラウディオ・ブラーボに対して、控えキーパーになるだろうとは言っていない。彼は自分のプランがあったのだ」と述べ、グラナダへ移籍のセルジ・サンペールとバレンシアに移籍したムニル・エル・ハッダディといった若手には「プレーする機会を得て、もっと成長して欲しい」とコメントしている。
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