バルセロナのアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】
バルセロナのMFアンドレス・イニエスタは人生で最悪の時期を自伝で明かしている。3日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
イニエスタは、9月5日に『La jugada de mi vida(私の人生のワンプレー)』という自伝を発表する。そして、その中で、ラ・マシア(下部組織)時代が彼の”人生最悪の時”であったことを明かしている。
同書には、「バカげているように思えるだろうが、僕の人生で最悪だったのはラ・マシアでの日々だった。これは本当のことだ。当時もそう感じていたし、今もそう感じている」と書かれている。
さらに「僕はそこにいることを望んでいたし、自分の将来のためにベストなのは分かっていた。でも、すごく苦しく、苦悩した。家族から離れなければならず、毎日会うこともできず、近くにいることを感じられないなんて、すごくつらかった…」とラ・マシア時代に感じていた想いについて書かれている。
12歳で親元を離れた天才イニエスタの苦悩や、親友ダニ・ハルケ(元エスパニョール)の死について、そして、今も語り草となっている、2008/09シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝、チェルシー戦2ndレグのアディショナルタイムのゴールについてももちろん書かれているようだ。
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