イタリア代表のMFマルコ・ヴェッラッティ【写真:Getty Images】
イタリア代表で10番を付けるパリ・サンジェルマン(PSG)のMFマルコ・ヴェッラッティは、まだ未経験のセリエAに将来挑戦してみたいようだ。3日に伊紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。
ヴェッラッティは、以前から悩まされていたそけい部の手術を受けたことで先日行われたEURO2016を欠場。そして、怪我から完全に回復した同選手は代表チームへの復帰も果たし、同国代表の10番を背負うことになった。
イタリア代表の将来を担うとされているヴェッラッティは、すでに欧州でも高い評価がされている。最近ではレアル・マドリーやバイエルン・ミュンヘンといったビッグクラブから関心を示されたが、同選手は将来母国のセリエAでプレーしたいことを明かした。
ヴェッラッティは「僕はPSGで調子が良いんだ」と答えると、「だけどもしいつかクラブから去らなければならない時が来るならば、その時はイタリアに戻って来たいね」と将来セリエAに挑戦してみたい意思を告げている。
現在23歳のヴェッラッティにはセリエAでのプレー経験がない。16歳の時に当時セリエBのペスカーラでプロデビューした同選手は、2011/2012シーズンにセリエAへの昇格に貢献。しかしセリエAでプレーすることを選ばず、2012年の夏にフランス・リーグアンのPSGへ移籍する決断をした。
ヴェッラッティは先日クラブと契約更新をし、契約期限を2021年まで延長している。このため、セリエAでプレーする姿を見るにはもう少し時間がかかりそうだ。
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