補強・総合力診断
補強診断 A
欧州で最も効果的な補強を達成したといってよいだろう。ポグバ放出は望まれたものではなかったが、移籍金は明らかに適正価格を大きく超えており同選手の放出で得た資金によってチームは戦力を向上させている。
唯一ケチがついたのは3センターハーフ全てのポジショをカバーできる万能型MFアクセル・ヴィツェルの獲得失敗だが、クラウディオ・マルキージオが復帰することを考えればあくまでも優良なバックアッパーにすぎない。セリエAでは既にマルキージオとピャニッチ不在でフィオレンティーナとラツィオに勝利を重ねており、両選手の復帰とフィットをじっくりと待つ体制は整っている。ヴィツェル獲得失敗を考慮しても満点に近い補強となった。
総合力診断 A
既にセリエAでは絶対王者として君臨し、ターンオーバーを多用することができるようになったことでCLにより大きな力を集中することができるだろう。シーズンを通して主力に致命的な負傷が多発しなければ、悲願のCL制覇も夢物語ではないはずだ。
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