エンゴロ・カンテ【写真:Getty Images】
今夏レスター・シティからチェルシーへ移籍したエンゴロ・カンテは、マンチェスター・ユナイテッドでプレーする可能性もあったようだ。ジョゼ・モウリーニョ監督からも誘いの電話を受けたと明かしている。2日付のイギリス『スカイスポーツ』などが伝えた。
カンテは2015/16シーズンのレスターの躍進に大きく貢献し、奇跡的なプレミアリーグ制覇の立役者の一人となった。フランス代表からも声がかかり、母国開催のEURO2016出場も果たしている。
様々なビッグクラブからの関心が噂される中、カンテが移籍先として選んだのはチェルシーだった。だが、今季からユナイテッドを率いるモウリーニョ監督もカンテの獲得を熱望していたのだという「モウリーニョから電話があったのは驚いたよ。事前に彼が僕にどうアピールしてくるかと知らされていたけど、それでもね」とカンテは語る。
だが、その時点ですでにチェルシー移籍に向けた交渉は進展し、カンテは気持ちを固めかけていたようだ。
「なぜ僕がユナイテッドに移籍すべきなのか、という彼の主張を聞かせてもらった。でもその時点で僕は、レスターに残るかチェルシーへ移籍するかを迷っていたんだ。すでに話がかなり進んでいたよ」
カンテは新天地チェルシーでもアントニオ・コンテ監督の信頼を得て、プレミアリーグ開幕から3試合連続で先発フル出場。3連勝と順調なスタートを切ったチェルシーの戦いに貢献している。
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