ニースへ移籍したFWマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】
今夏にフランス・リーグアンのニースへ移籍した元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが、今季の抱負を語った。2日にイタリアの『カルチョメルカート.com』が報じている。
これまで様々なクラブで期待を裏切って来たバロテッリは、心機一転を図るためにニースへ移籍。サポーターによってすでに練習初日から熱狂的に迎え入れられた同選手は、記者会見で今後の抱負を語った。
バロテッリは、まずニースを選んだ理由について「サッカー的にみて、ここでプレーすることがオレにとってベストな選択だよ。ここには素敵なプロジェクトがある」と開口。
そして、「たくさんオファーを受け取ったけれど、イタリアに戻ることは一度も考えなかったし、今は絶対に戻りたくない」とセリエAへの復帰が選択肢になかったことを明かしている。
また、「ここは居心地が良いね。まるで家族のような素敵な若いグループがある」と続けると、「代表チームに戻りたい。最近のオレには召集される価値がなかった」とイタリア代表へ戻ることを目標に掲げた。
入れ違いのような形でマンチェスター・ユナイテッドに移籍して行ったFWズラタン・イブラヒモビッチとの比較について尋ねられると、「彼はパリでプレーしていたね。オレはニースでプレーする。だからオレたちは比べられない」と返答。
最後に、「オレたちはヨーロッパリーグでの優勝をも目指したい」と今季のクラブ目標を語っている。
新たな地で心機一転を図ろうとしているバロテッリ。果たして今度こそはクラブやサポーターの期待に応えることができるだろうか。今後のバロテッリの活躍に注目が集まりそうだ。
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