強盗被害に遭ったディエゴ・シメオネ親子【写真:Getty Images】
欧州での新たな一歩を踏み出す息子を激励するための晩餐が、思わぬ災難を招くことになってしまったようだ。ディエゴ・シメオネとジョバンニ・シメオネの親子が、イタリアで盗難被害に遭ったと報じられている。
アトレティコ・マドリーを率いるディエゴ・シメオネ監督は、先月22日にイタリアのジェノバを訪れた。この夏にジェノアに加入することが決まった、長男のFWジョバンニとともに過ごすためだった。
イタリア『セコロXIX』が伝えたところによれば、シメオネ親子は宿泊していたホテルを出て夕食へ向かい、3時間ほど部屋を空けたとのこと。だが部屋に戻ると現金1万ドル(約103万円)が失われていることに気づき、警察に通報したという。
犯人は部屋に現金があることを知っていたと見られること、防犯カメラに姿を残さず、窓やドアを破ることなく侵入に成功している様子であることなど、状況には不可解な点も多いと報じられている。
アルゼンチン代表としてリオ五輪にも出場したジョバンニは、ジェノアではセリエA開幕から2試合にベンチ入りしているものの、まだデビューの時は訪れていない。新たな挑戦をスタートさせる前に不運に見舞われてしまった形だが、ピッチ上での活躍でうっぷんを晴らすことができるだろうか。
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