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インテル、ELリストを発表。長友選出も今夏の“爆買い”2名はFFPにより選外へ

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョアン・マリオとガブリエル・バルボサ
J・マリオ(左)とG・バルボサ(右)【写真:Getty Images】

 インテルは、今夏に獲得した2名の目玉選手をヨーロッパリーグ(EL)・グループステージに出場させることができなくなった。1日付の伊紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。

 インテルは同日、公式サイトでELのグループステージに挑む23名の選手リストを発表。しかし、今夏に獲得したFWガブリエル・バルボサとMFジョアン・マリオ、さらにはMFジョフレイ・コンドグビアとFWステバン・ヨベティッチの4名の選手がリストから外された。

 インテルは昨年5月、フィナンシャルフェアプレー(FFP)で違反を犯したために欧州サッカー連盟(UEFA)から制裁を科され、UEFA主催大会でのメンバー登録を25人から21人に制限させられた。

 しかし問題は、最後にUEFA主催大会に参加した2014/2015シーズンに提出したリストを基準とし、当時から選手を売却して得た金額とそれ以降に選手を獲得して支払った金額とが等しくなるようなリストを作成しなければならないことである。

 インテルが選手の売却で得た金額は合計9000万ユーロ(約103億円)。反対に、投資した金額は2億1500万ユーロ(約247億円)だ。それにより、G・バルボサ、J・マリオ、コンドグビア、ヨベティッチの4名の選手をリストから外さなければならなくなった。

 インテルが発表した21名は以下。

GK:ハンダノビッチ、カリーソ、ベルニ
DF:アンドレオッリ、ラノッキア、アンサルディ、サントン、ムリージョ、ミランダ、ダンブロージオ、長友
MF:F・メロ、メデル、バネガ、ブロゾビッチ、カンドレーヴァ
FW:パラシオ、イカルディ、ビアビアニー、エデル、ペリシッチ

【了】

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